東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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「東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)現地会議 in 宮城」を実施しました。

12月2日(金)、午後13時~17時、TKPガーデンシティ仙台(仙台市青葉区中央1-3-1 AER 21階)にて、「東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)現地会議 in 宮城」を実施しました。当日は96名様の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

テーマ1では、佐野氏(みやぎ連携復興センター)の進行で、飯澤氏(国際交流協会ともだちin名取)から、震災前の活動を支援してくれた方々に恩返ししたいとの想いから直後に開始を開始し、たくさんのコミュニケーションをとり信頼関係ができていく様や、仮設住宅自治会の立ち上げの事例を、阿部氏(国際ボランティアセンター山形)から避難所支援で「仕事をしたい」「職がほしい」との声から立ち上げた雇用創出活動「キャッシュ・フォー・ワーク」の事例を、木村氏(いしのまきNPOセンター)から支援する人を支援する立場から石巻市内NPOヒアリングから見えた外部支援団体や行政との継続的な連携、東松島市での在宅避難者アンケート調査から見えた、支援の格差と格差をどう埋めるかなどの課題を、兼子氏(石巻復興支援ネットワーク)から、ご自身の息子さんとの体験、子ども向けの支援から子どもたちの発案で生まれた「1万本のミサンガづくり」や仮設住宅支援「やっぺす隊」の事例を、鈴木氏(宮城大学) から地域の疲弊している状況や、行政と地域が一体となったコミュニティの復興の取り組みとして南三陸や東松島の協働型復興計画の体制「復興まちづくり推進員」の事例などご紹介いただきました。

テーマ2では、藤澤氏(復興対策本部事務局ボランティア班)より、第3次補正予算案の中で、ボランティア・NPO/NGO等が活用できそうな案件の概説を、城氏(中央共同募金会)、吉田氏(日本NPOセンター)より、助成金のご案内をいただきました。

テーマ3では、上記のテーマごとにブースを設け、参加者が小グループで集ってさらに議論を煮詰めました。登壇者のほか参加者が自らの体験や事例を共有する有意義な場となりました。

【テーマ1:学ぶ。】

【テーマ2:知る。】

【テーマ3:つながる。】

【当日配布資料】(PDF形式:40.7MB)
【速記録】※現在準備中です。

日時:2011年12月2日(金)13:00-17:00
会場:TKPガーデンシティ仙台 ホールB-2(仙台市青葉区中央1-3-1 AER 21階)
主催:東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
共催:みやぎ連携復興センター
協力:社会福祉法人 中央共同募金会NPO法人 日本ファシリテーション協会
配信提供:被災地をメディアでつなぐプロジェクト『笑顔311』

2011年12月 6日 20:36