東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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広域避難者支援の担当も少しずつ

こんばんは。JCNで広域避難者支援を担当している橋本です。
広域避難者支援の担当も少しずつ投稿していきます。
もうひとり相棒がいるのですが、次回あたりに登場するはずです。

さて、このブログでは広域避難者支援に向けて、
私たち担当が何を感じどんな活動をしているのか、
そんなことが少しでもお見せできたらなぁと思います。
今日は初めての投稿ということで
少し背景のようなことに触れたいと思います。

いまJCNでは、広域避難者支援に着目し、活動の柱のひとつにしています。
東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故は、
これまで住んでいたコミュニティを離れて、
慣れない場所で生活をせざるをえない方々をたくさん生み出しました。
その数は少なくとも7万人以上とも言われ、
その行き先は北海道から沖縄まで全国に及んでいます。
JCNでは、そのような方々を「広域避難者」と呼んでいます。

JCNは支援団体の全国ネットワークですが、
避難されている方々を「直接」的に支援することをあまり得意としていません。
JCNが得意としていること。それは、全国ネットワークだからこそ得られる情報の収集と発信や、
団体と団体、団体と企業、団体と行政などをタテやヨコでつなぐことで
避難されている方々への支援活動を全国レベルで充実させていくこと、です。
ネットワークを張り巡らせることで「間接」的かもしれないけれど、
より効果的で効率的に避難されてる方々を支援することが出来るんじゃないかと思っています。

ではいったい、具体的にどんな活動をしているのか、しようとしているのか。
それは次回以降にお話ししたいと思います。

文責/橋本

2012年5月16日 22:56