東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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全国消費者団体連絡会さんの学習企画に登壇しました。

事務局の岡坂です。

昨日、全国消費者団体連絡会さんの主催する学習企画にお呼びいただきました。
登壇者は日本青年団協議会の尾路さん、陸前高田市米崎中学校仮設の大坪さん、と僕の3者でした。
司会は(JCNでも常任世話団体としてお世話になっている)日本生協連の山内さん。

日本青年団協議会の尾路さんからは、同会が発行された冊子「生きる」についての経緯や内容についてお聞きしました。地元の青年団のメンバーが生々しくその時のことを綴ったものです。「この冊子はただの記録ではない。読んで議論してほしい、感じたことを話してほしい、という想いで作ったんです」と尾路さん。

陸前高田市米崎中学校仮設の大坪さんは、仮設の暮らしや、生活上の不便、高齢者の置かれた状況、高台移転への住民さんの考えの相違、など、今起こっていることをお聞きしました。

僕はJCNの紹介と、ニーズと支援の移り変わりを解説しながら、今回の支援のいくつかのキーワードに触れながら、あらたな視点として広域避難のかたのお話もしながら、今後の支援を皆さんと考えました。

偶然にも大坪さんと結びの一言が一致しました。
何よりも「忘れない」こと、「忘れていない」と伝えること。
忘れないでいるためには何かをしながらでないとなかなか忘れてしまうものです。

(あ、写真を撮ってくるのをまた忘れました。
主催さんからいただければ後日載せるかもしれません。)


文責/岡坂 建

2012年5月18日 20:32